さて久々に口グソでも垂れようかと思う。
阿婆擦れ女が消えて1ヶ月。
心穏やかに日々が過ぎ、執筆も再開し順調である。
摂食障害も回復の兆しをみせ、少し太ったものの、これは幸福と心の寛容さの表れであると実感している。
これまでの女性的劣等感による激しい嘆きは、もはや下らないものであると悟るまでに至る。
社会の中に位置するただの変哲もない女であることを自覚し、さして価値もない土俵で比較し、劣った自分を責めていたのだ。
さして価値もないというのは自分の人生に置ける偏った価値観であるが、世の中の価値観で生きる人程一生苦しんで過ごすことになるのだろうと思う。
他人も社会も関係ないのだ。
そこを切り離して生きていたつもりだったが、ここまで悟るほど断ち切るまでに5年はかかった。
親元で過ごし、学校に通い、染み付いた教育と常識は人を苦しめる。人は皆それぞれ特性があるから。
5年、私はおなじ努力を続けたから手に入れた境地であると今は思う。
ずっと耐え続けてきたこれまでの自分に感謝したい。
多分今誰よりも強いし、優しいと思う。