ひた隠しにしようとも
その殺意はダダ漏れで
人はそれを愛と錯覚する
まるで解放されて
しまいには死にたくなる
カマキリの生殖が大好き
病むことは無くなった。
劣等感ではなく明らかな劣等だからだ。
劣等感に苛まれるというのは、優位にあるものとの差を埋められる余地がある時であると実感した。
もう本当におしまいなんだ、と思った。
ずっと前から覚悟して、それでも良いと、ただひたすらに突っ走ってきたけれど
いざその時は静かに気づかないうちに訪れていて
マリオの無敵モードは
本当にジワジワとフェードアウトしていく
気がついたら使わずの調味料が冷蔵庫の奥底で賞味期限切れているような
気がついたらジャムに白カビが生えているような
そんな感じだ
無敵モードが終わったら
ノーマルマリオで
どんな感じで進んでいくんだろう
若い女という最強の手札を失って
それ以上の手札って本当はこの世に無いんって思うんだけど
手元のジョーカー2枚と
2のカード2枚が同時に無くなった気分
でもまぁみんな死ぬし
さようなら
漫画を描けない人生なら死んだほうがマシだ
その気持ちが
目的への最適化を計ってくれる
私は従順で扱いやすいから
いいように使われる
油断するな
この最悪の状況から
内部から侵食しすべてを私色に染め上げて
全てのものを漫画家になるための
コマとして手のひらで転がしてやる
みんなを照らす太陽は
膨張し
全てを取り込み
焼きつくす
私は太陽だ
私の自尊心のためにと
慰められたり おだてられたり何だか心がひどく落ち込む
可愛いとかスタイルいいとか
どう考えても周りより劣っているのにそう口にするのは見下して馬鹿にされている
そういうインスタントに心を満たせるチヤホヤは一瞬心の余裕に繋がるけれど
そんなもので満たしてしまったら
中身のない人間になるのはわかってる
だから承認欲求は満たす行為は過剰摂取すると毒になる
薬と一緒で
自分の努力で手に入れた成果と結果だけで
満たして最強になった方がいい
予測の範囲を外れて来ない男は好きにならないのだ
ただ、劣等感が強く胸を打つ
私は負けているという諦めの油
でも負けたくはないという対抗心の炎
めらめらの心の奥底で燃えて
ギリギリ現状維持
向上心と業の深さは
案外イコールなんだ