何年間何十年間も私を沼らせるのは
劣等感と嫉妬心と独占欲で
いつの頃も大人になってもなお
自分が一番に可愛がられないと
気がすまない性格になってしまったのは
愛情というぬるま湯で育ってきたからなんだろうか
何にしても弊害はある
存在価値を作らなくても
無条件で与えられて
それを失う恐怖がある
人間は見てないけれど案外鋭くて
安易な心の穴ボコは簡単に見破られる
毎日自分を省みて
汚い心をひた隠しにしようとも
本当の意味で高みにいなければ
誰も愛することは出来ない
同じ土俵に立ってはいけない
劣等感に苛まれるなら
比べる土俵に立つではなく上にいき
嫉妬心で心痛むなら
別世界で一人その才能を突き詰め
独占欲に翻弄されるのならば
信念以外の全てを捨ててしまえ
自分を突き詰めたその先に
それらを帳消しにして皆を愛することが出来たなら
それが私の人間的目標である