ダブリュー・シー!!!

建設的思考に移行する前の掃溜

 

もしもわたしが21歳で

肌に毛穴もなくて

真っ白な肌にサラサラの髪をして

スラッとした足と締まったお腹をして

大振りではないけど

小振りともいえない胸を服から感じ取らせて

いつも笑顔で

あなたの話をうんうん聞いて

太陽の当たるとき

天真爛漫で曇りの一切もなく

子供のような無邪気さを見せたかと思えば

ただ真っ直ぐな誠を貫く姿勢を垣間見せたり

心ざわつかせるような物憂げに一人佇む姿を見せたりして

暗闇で小さく星が光るときは

まるでとらえどころのないようなものを何となく独占出来たかのような一瞬を与える

ピンク色をしていて

何も黒ずみなんてなくて

なんだか甘い匂いがして

耳も目も本能に支配されて

何度も締め付けられて

満足するまで我を忘れて息が切れる

また日が昇るときには熱を思い出し

忘れられないほどの

そうしてまた笑顔で

手をひいたりして

街を歩けば

胸をはって

誰しもに自慢したくなる

目鼻立ちのはっきりとして

一度は誰もが振り返る

そんな女性になれたら

 

そんな女性になれたら

 

私はあなたを幸せにしてあげられるのに