嫉妬の念に苛まれ妬みの感情を自覚した時、その心情を認めたくが無いゆえにあえて相手の短所に着目して嫌う理由を無意識に探る。
嫌いと一言で行ってしまえば片がつく。
または、彼女のマイナス要素を話題に持ち出し、どこかの誰かに愚痴ってスッキリしようものなら、この己の弱く汚い感情に気付く事なく、 負の感情のエネルギーは彼女を責めることで解消する。
現に心の曇りをどうにか解消したいがために、喫煙、過食、飲酒の衝動に駆られた。
耐えた。
どうにかこうして自分の心の動きと向き合うために、小さな画面をスワイプし、文字を綴っている。
彼に対しても、だ。
彼が他の女の子にデレデレしているのを見るとモヤモヤする。一番認めたくない。
くそしょうもない独占欲とくそしょうもない妬みが、くそしょうもない病みを作って、くそしょうもない行動に走って、くそしょうもない人間になる。
じゃあどうすればいいかなんて、一つしかない。即効で治る薬はない。
ただじっと耐えて努力を続けるのだ。
自分の理想と目標のために。今はどんなに苦しくて辛くても、いつか今日のこの感情も本当にくそしょうもないと笑える日が来る。きっと。
自分を助けられる人間は自分しかいない。