冷静になれ。
その場における1番の強者に認められることが正解であると錯覚した自分のせいで自尊心が失われているのだ。
誰にも期待してはいけない信じてはいけないとあれほど実感していたのにも関わらず、その誰かに自己評価を委ね、承認欲求を満たすことに駆られ多数からチヤホヤされるような行動に努めたのは己自身の弱さだ。
不安と孤独と寂しさから、つい近場にあった優しく差し伸べる魔の手を掴んでしまったのだ。
忘れるな。他人を蔑ろにし尊重すること知らぬ悲しき死に損ないのジジィに心を許すな。心をを乱されるな。心を病ませるな。
敵は本能寺にありだ。
なんの野心も理想も持たず、のうのうと己の欲望に溺れて生きる者たちなど支配は容易い。
この状況を上手く利用しろ。
馬鹿なフリして馬鹿を使え。
従順なフリして王様を取り込め。
優しいふりをして従えろ。
みんな私のコマでみんな私に焦がされろ。
悲しいけどそのマインドでいた時のほうが上手く行ってた。
正しさは正しくないんだって
ようやく気づいた。